病理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の一つとして、総勢12名【宮崎(岐阜大)、藤井・上田(横浜市大)、大橋(東京科学大)、大橋・谷(新潟大)、竹内(京都大)、小林・佐野(藤田医大)、小川(成田赤十字病院)、加藤・本間(病理学会事務局)】で、6月21日(日)レジナビフェア2026 in 東京(東京ビッグサイト)に参加しました。フェアは円滑な運営体制のもとで開催されました。病理医の医学生への認知度はかなり上がっており、11時の開始直後から学生・研修医の訪問が途切れることはなく、ときには7名への同時対応で椅子がブースに収まらず、通路にはみ出し、呼び込み担当者がそれを隠すように左右に立って呼び込みをする時間帯もありました。今年は配布アメニティを団扇から、病理学会ロゴと「そうだ!病理入ろう!」の文言を入れたミントタブレットに切り替え、これも好評でした。
最終的に、42名(医学部学生、研修医、海外医科大学卒業者)が病理医・病理研究者としてのキャリア形成や業務内容について話を聞くため、本学会ブースを訪れました。今年も5年生が24名と最も多く、4年生が10名とそれに次ぐ来訪者数でした。男女比は18:24で今年は女性優位でした。関東地区からの学生が多く、国公立と私立大学の医学生の割合はやや国公立優位でした。中には青森県や鹿児島県からの来訪者もありました。また、中国の医科大学を卒業して日本の大学院に進学している方の来訪が5名もあったのも特筆すべきことでした。個別の相談がかなり多く、30分以上面談をしていった学生も多数いました。例年、診断医を目指す来訪者には病理を専攻した場合の勤務時間や最終進路に関する柔軟性を強調して話をしています。今回は女性病理医3名(大橋、上田、佐野の各先生)にもご参加いただき、女性ならではの視点を交えながら、きめ細かな相談対応を行うことができました。レジナビ全体の参加者は同日に開催されたサッカー日本代表戦の影響もあり2,671名と当初予想をやや下回りましたが、会場全体は終始活気にあふれ、病理学会ブースにも多くの来訪者が訪れました。病理学会ブース向かいの日本脳神経外科学会では手術映像からサッカー中継へ切り替わる一幕もあり、一緒に盛り上がる場面もありました。当日お会いした皆さんと、数年後に病理医として、あるいは研究者として再会できることを心より楽しみにしています。多くの若手医師に日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものです。フェア終了後には委員会メンバーでささやかな反省会を行い、今後も若手病理医・研究医の育成とリクルート活動に積極的に取り組んでいくことを改めて確認しました。