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病理医による病理診断の説明

日本では一般の方々に「病理」という言葉はあまり知られていません。簡単にいうと、病理学とは、病気の本態、原因、転帰を明らかにする学問です。病 気を調べるにはさまざまな手法がありますが、病理学は主に形態の変化を捉えることを主体にしてきました。(詳しくは、当ホームページ内の「病理診断について」をご覧ください。)

たとえば、胃の内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)を行ったとします。そのとき、「生検」と言って小さな組織をつまみ取ることがあります。その標本を、顕微鏡で見て診断しているのが病理医です。ただし、結果を患者さんにお話するのは内視鏡検査を行った先生ですから、一般の方々の多くは、生検の病理診断も その先生が下したものと思っておられるでしょう。臨床医と病理医は、必要に応じて患者さんの診断についてお互いにいろいろ話し合っています。従って、通常、臨床医から受けられる説明が病理医からの説明と大きく異なることはありません。しかし、ご自分の病気に対する理解を深め、病理診断の内容をご理解いただくために、病理医から直接お話を聞いていただいた方が良い場合もあります。このサイトには以下の項目について説明を載せていますのでご参照ください。


この記事に関するお問い合わせやご意見は、日本病理学会事務局までお寄せください。なお、日本病理学会には、現在、一般市民の方からの病理診断のセカンドオピニオンに関する相談受付窓口はありません。お問い合わせやご質問に対する回答は、日本病理学会の役員が担当させていただきます。


1.病理診断の特色ならびに病理診断を病理医から直接お聞きになる意義について

2.病理診断を病理医から直接聞く方法

3.病理診断に関するセカンドオピニオンを求める場合

4.病理専門外来をもつ病院が少ない理由

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