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第102回日本病理学会総会市民公開講座開催のご報告

平成25年6月15日

 本市民公開講座は総会第3日の2013年6月8日午後5時よりさっぽろ芸文館の会場で行われた。300人収容のホール(瑞雪の間)が事前の入場券取得者ばかりでなく、事前に北海道新聞、読売新聞、NHKテレビ,FMアップル等で紹介されていたこともあり、当日の入場者も多数つめかけ、ほぼ満席のもとで行われた。司会は私と、現在、病理学会北海道支部長で北海道大学大学院医学研究科分子病理学分野教授 笠原正典先生とで行われた。
 テーマ「がんと脳をよく知ろう」のもと、まず笠原先生の開会挨拶があり、そのあと各講師のご講演がなされた。がんを外科医と病理医の2名の講師から、また脳を1名の講師から市民の皆様に解説をいただいた。
  JR札幌病院外科部長 鶴間哲弘先生は「創が少なく体に優しい手術:がん外科手術の進歩」という内容で内視鏡手術の歴史や進歩、現況および近い将来どのような手術になるのか話された。
 札幌医大医学部第1病理准教授 鳥越俊彦先生からは「がん免疫治療と病理学の深いつながり」というテーマで、がん患者さんはどのように自分の免疫系ががんに働いているのか,またそれを利用してがん治療は可能なのか、がんペプチドワクチンとはどういうものなのかの解説をされた。
 また「脳の中を見て自分を知ろう」というテーマで、北海道大学大学院医学研究科腫瘍病理学分野 田中伸哉教授は、脳の構造と機能、さらにアルツハイマー病等の病態について分かり易いお話をされた。
 会の進行予定では質疑応答の時間を設けていたが、講師の方々の熱弁により、90分の時間がほぼ満了になり、講師のご講演だけで終える形になった。そして、最後に、私から閉会のご挨拶を申し上げ、今回の市民公開講座を閉じた。
 出席された市民の方々は皆さん熱心にメモもとられ、時に講師のお話にうなずかれ、多くの点で参考にされたとおもわれる。その意味で、ほほ満席の会場もふくめ、今回の市民公開講座開催の意義を強く感じた次第である。
 最後に、大変お忙しい中、出席いただいた市民各位、および講師の労を快くお引き受けいただいた各先生に心からの感謝を申し述べたい。


<市民公開講座の様子>

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左:佐藤 昇志 先生(札幌医科大学 医学部 病理学第一講座)
右:笠原 正典 先生(北海道大学 大学院医学研究科 分子病理学分野)


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鶴間 哲弘 先生(JR札幌病院 外科)


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鳥越 俊彦 先生(札幌医科大学 医学部 病理学第一講座)


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田中 伸哉 先生(北海道大学 大学院医学研究科 腫瘍病理学分野)