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日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞授賞式の御報告

令和7年4月19日


病理学の健全な発展のためには、臨床側面である病理診断だけでなく、その基盤となる病理学研究も診断の修練と同様に大いに推進する必要があります。しかるに昨今の若手医師における研究指向者の激減は憂慮すべき問題です。この問題を少しでも解決するために、日本病理学会創立100周年記念事業の一環として、日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞が、医師・歯科医師で33歳以下の病理学関連講座大学院博士課程在籍者(MD/PhDコースの大学院博士課程在籍者も含む)を対象として平成23年度から設けられました。

令和6年度は4名の応募者があり、全員が1次審査を通過し2次審査に臨みました。第114回日本病理学会総会第2日目午後に2次審査を実施し、以下の3名のみなさんの受賞が決定しました。ますますの研究の発展を祈念します。今年残念ながら落選されたみなさんも、また新たな仕事の進展があった大学院生のみなさんも、来年札幌で是非挑戦していただきますようお願いいたします。

令和6年度受賞者(写真左は小田義直理事長、右は鈴木貴副会長)

浦野 友哉(名古屋大学) 間葉系間質細胞におけるsuperoxide dismutase 2 欠損は褐色脂肪組織の機能低下を誘導する
貝森 崚(大分大学)日本における肥満心筋症の疫学的、形態学的検討 ~病理と法医の立ち位置からの肉眼的・組織学的な検討~
真柄 和史(札幌医科大学)タイト結合関連タンパク質JAM-A の異常高発現が関与する癌進展機構の解明

病理医・研究医の育成とリクルート委員会 委員長 宮崎 龍彦


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