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ドイツ交流事業報告書

2022年第105回ドイツ病理学会総会へ参加して

2022年6月9-11日の間ドイツミュンスターにおいて開催された第105回ドイツ病理学会の総会がProf. Eva Wardelmannミュンスター大学病理学教授を会長として行われました。私は、本日独交流事業において当初直接会場へ参加する予定でしたが、Covid 19パンデミックのために最終的にKeynote Speakerとして6月10日にWebにて参加・発表いたしました。発表した領域は"Automation in der Pathologie" であり、タイトルとして"Automation and Image Standardization for AI-based Pathology"として現在私が行っているAI病理のための標準化をどの様にすべきかについて発表させていただきました。学会の指示は非常にスムーズで私の発表・質問等問題はなかったのですが、残念ながら発表の時のみの参加であり、会場の他の先生の発表などの画像等を見ることは出来ず学会の雰囲気を感じる事が叶わないことが残念でした。コロナ禍の中での発表でしたので致し方ありませんし、現在もコロナの状態もいまだ落ち着きませんが、近いうちに日独の総会には是非日本とドイツ病理医が直に話し合えることを期待したいものです。
落合淳志
東京理科大学生命医科学研究所
国立がん研究センター