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「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程 第2版」発出について |
令和7年7月1日
日本病理学会ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程策定委員会 委員長 金井 弥栄
日本病理学会においては、我が国の力学・医療機関・バイオバンク等で、病理診断に力障をきたさない (研究に同意してくださった患者さんに不利益を及ぼさない)適切な採取部位から、ゲノム等オミックス解析に適した質の高い病理凍結組織検体を採取・保管し、また質の高いホルマリン固定パラフィン包埋標本を作製していただくことができるように、『ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程』を公開して参りました。
研究用規程を解説するため毎年開催する『ゲノム病理標準化講習会』の受講者から、頻回に質問をいただく事項について、実証解析データを追加し、今般『ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程 第2版』を編集致しました。病理医・臨床検査技師の皆様には、この研究用規程を力近において、研究推進のために質の高い病理組織検体を引き続き収集してくださるようにお願い致します。病理組織検体を用いた解析研究に従事するすべての研究者の皆様には、検体の収集・保管にかかる労力を認識した上で、この研究用規程を活用し、個別化医療に資する研究成果を挙げていただければ幸いです。
「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程 第2版」はこちらから