2021年11月アーカイブ

2021年11月18日

(募集期間延長)日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞の公募について

会員各位

標記の件、例年に比べて応募数が少ないため募集期間を1月28(金)12:00まで延長いたします。(※再延長なし)

日本病理学会 理事長 北川 昌伸
日本病理学会100周年記念事業実行委員会 代表 町並 陸生

2011年(平成23年)に日本病理学会は創立100周年を迎えました。日本病理学会100周年記念事業実行委員会では、病理学の医学・医療における位置づけを再確認し、病理学会のあるべき姿と進むべき方向を、より多くの方々と語り合う機会として、創立100周年記念事業を行ってまいりました。さらに、これらの事業と東日本大震災への義援金に加えて、日本病理学会の発展に資するプロジェクトを募集し、2020年までの10年間にわたって実施することと致しました。「日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞」は、「病理医・研究医の育成とリクルート委員会(旧・若手医師確保に関する委員会)」が応募し、採用された公募プロジェクトです。本プロジェクトは、その後、理事会にて継続が認められました。

本プロジェクトの概要:
 将来的に日本の病理学がバランスよく発展していくためには、臨床側面である病理診断だけでなく、その基盤となる病理学研究も強力に推進する必要がある。ところが昨今の若手医師の研究指向者の激減は憂慮すべき問題である。この問題を少しでも解決するべく、2011年から10年間に渡り、病理学研究新人賞を設定し、若手医師の大学院生を鼓舞することとした。選考は書面による1次審査(8名以内)と令和4年3月7(月)にweb上(公開)において口頭発表による2次審査を行い、今年度は3名を選出する。第111回日本病理学会総会で表彰し、賞金10万円を付与する。

下記の要領で候補者を公募します。

対象:
以下のすべての要件を満たす者を本賞応募の対象者とする。
1)日本の大学の医学部・歯学部大学院病理学教室(あるいはそれに相当する教室)博士課程に所属する学生であること(応募時)。
2)応募翌年度の4月1日において、33才以下であること。(1月21日〆切)
  (令和3年度対象者:昭和63年4月2日以降生まれ)
3)日本の医師免許あるいは歯科医師免許を有する者。ただし、日本の大学のMD/PhDコースの学生で博士課程に所属する者は応募可能とする。
4)1年間以上、日本病理学会の会員である者。
5)ただし、出産・育児休暇(休学を含む)を医学部・歯学部入学以降に取っていた場合、大学・病院・指導教官(ただし、日本病理学会学術評議員に限る)などによる証明書(任意の形式)を提出することにより、同期間(最大2年間まで)の年齢制限の延長を認めることとする。

募集締切:
令和4年1月21日(金)12:00必着
令和4年1月28日(金)12:00必着


提出書類:
*応募書類は以下をPDF化した電子媒体(すべての書類をひとつのファイルとしてつなげたもの)にて提出していただくことになっております。
すべてA4の大きさのPDFで提出のこと。
下記の書類を、順番にひとつのPDFファイルにつなげてお送り下さい。
*ひとつのフォルダ内に複数のPDF化した書類を入れて提出されたものはお受け取りできません。
1)履歴書(高校卒業以降、生年月日・連絡先を含めること)
2)業績録(著者名をすべて記載し、代表論文3編までに関して、要旨を含む第1ページのコピー1枚ずつを提出)
3)本人自身の研究業績の要約(1枚、必ずタイトルをつけること)
4)所属講座の教授(あるいは指導教官)の推薦書(1枚)
5)大学院在籍証明書(コピー可)
6)医師免許証のコピー(MD/PhDコースの学生は不要)
7)受賞した場合、受賞後2年以内に本学会学会誌Pathology Internationalへ投稿を行うという誓約書(形式自由;原著あるいは総説で共著可)。
8)指導教官(ただし、日本病理学会学術評議員に限る)などによる出産・育児休暇(休学を含む)の証明書(任意の形式;該当者のみ)
※ 尚、受賞後、応募時提出内容に虚偽があることが判明した場合、後日審議の上、受賞の取り消しならびに賞金の返還を求めることがある。

提出先:
日本病理学会事務局  jsp-admin@umin.ac.jp

(1)応募書類送付の前に、応募申請のE-mailをお送り下さい。
①E-mailの件名として 「病理学研究新人賞応募申請」とし、その後ろにご自身の会員番号も記載して下さい。
②応募書類送付の方法(下に示すア~オのいずれか)と1.送信予定日時 2.氏名 3.所属(教室名まで正式名称を)4.研究業績の要約のタイトル を記載下さい。
ア)メール添付 ただし5MBまで
イ)UMIN ファイル交換システム https://www.umin.ac.jp/upload/  病理学会事務局ID:jsp-admin
ウ)民間の大容量ファイル転送サービス(「データ便」等)
エ)USB、CD-ROM等の郵送送付
オ)その他の方法(具体的に記載して下さい。)

(2)上記(1)の申請メール送信後、応募書類(すべての書類をひとつのPDFファイルとしてつなげたもの)をPDF電子媒体として申請した方法にて送付して下さい。
①件名・表題等は「病理学研究新人賞応募書類送付」として、その後ろにご自身の会員番号を記載して下さい。
②ファイル受領から「業務日」3日以内に受領メールを返信いたします。受領のメールが届かない場合は、すみやかに事務局宛にお問い合わせ下さい。
③各種連絡や審査用資料の作成については、会員システム登録の情報を元に行われます。事前に登録内容の確認、修正をお願いします。

選考予定:
1次審査の結果は、令和4年2月末までにメールで連絡する。今年度の2次審査は令和4年3月7日(月)14-17時にWEB上で実施する(発表10分、討論10分の予定)。2次審査は病理学会より指名された審査委員により行う。2次審査は公開審査とし、希望する病理学会会員が視聴できるものとする。

新人賞2次審査会(公開)視聴についての詳細はこちらから


以上

令和3年度日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞 公開2次審査に関する御案内

病理医・研究医の育成とリクルート委員会 委員長 都築 豊徳


令和3年度日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞の2次審査会は、下記の日時にてweb上での公開審査として行います。視聴を希望される方(ただし、病理学会会員に限る)は下記のフォームよりお申し込みください。代表の方1名が申し込みをし、複数人で視聴していただくかたちでも結構です。

審査会日時:
令和4年3月7日(月)14:00〜17:00

申込フォームはこちらから

※所定の項目を入力し、申込フォームを送信してください。
 ご登録のメールアドレス宛てに自動返信メールにて視聴用URLをお送りします。時間になりましたらそちらからお入りください。
※自動返信メールが届かない場合、迷惑メールに入っていないか確認の上、病理学会事務局にご連絡ください。
 jsp-admin@umin.ac.jp
※質問される方へ
 ・ご自身のPC環境でマイクが利用できることを事前にご確認ください。
 ・質問のある方は質疑応答の際、「手を挙げる」をクリックしてください。
  主催者側が指名し「トークを許可」しますのでマイクのミュートを解除し発言してください。
  許可する際には指名いたしますので、zoomウェビナーのログイン名はフルネームでお願いします。
※当日の接続トラブルのサポートはいたしかねます。
※病理専門医更新のための単位の付与はございません。

候補者については、決まり次第、下記に掲載いたします。※2月中旬以降に掲載予定

以上

候補者について:
この度は日本病理学会100周年記念病理学研究新人賞を応募したところ、多数ご応募いただきありがとうございました。資格ならびに応募内容の厳正な審査の結果、4名が2次審査に選ばれました。2名の選考のために公開2次審査を行いますので、是非出席ください。

候補者(発表順):

長野 愛矢(名古屋市立大学大学院医学研究科 実験病態病理学分野)
  PBKは大腸癌細胞の細胞増殖能、浸潤・遊走能を制御し、患者予後を規定する

清川 博貴(大阪大学大学院医学系研究科病態病理学講座 )
  AI により見出されたクローン病術後再発の組織学的特徴: adipocyte shrinkage

菊池 泰弘(札幌医科大学医学部病理学第一講座)
  Long non-coding RNA(lncRNA) PVT1に由来する新規腫瘍抗原に対するCD8+T細胞免疫監視

國枝 純子(東京医科歯科大学大学院 包括病理学分野)
  粘液型脂肪肉腫におけるテロメア維持機構


以上、4名

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